
アスベスト封じ込め標準工法「AsKシステム」

試験結果と考察
密度0.3g/cm3、厚さ25mmの耐火被覆材を対象に弊社独自の方法で強度比較を行った。
下図に示すとおり、無処理の場合と本システムによる施工後の強度差は顕著なもので、いずれの試験に於いても無処理の場合と比較し、倍の成果が得られた。
現位置引張り試験に於いては、原材の強度が平均でτ=12g/cm2であったのに対し、施工後は平均強度τ=34g/cm2に向上できた。
また、表面金鏝による平滑さ及び表面の強張りは触感でも感じられ、安定性が確認できた。

【試験方法】
※1;現位置引張り試験のプレートは4cm×4cmのプレートを使用
※2;釘貫入値は10mm貫入させた場合の荷重で、発泡スチロール(ρ=0.009g/cm3)で450g、スタイロフォームでは900g/(5mm貫入)であった。
※3;引掻き試験は基材にフックを差込、フックを引張って引き抜く荷重を測定した。発泡スチロールの場合で1,400g、スタイロフォームの場合は3,700gであった。


財団法人建材試験センターによる品質性能試験


エアーエロージョン試験結果


石綿飛散防止剤塗布 衝撃試験結果


付着強度試験結果
アスベストキラーの長所
■ 不燃性のため、むだな石綿の再吹付けの必要がなくなります。
■ 産業廃棄物処理などの二次的負荷をなくします。
■ 作業員の安全性を高めます。
■ 除去工法に比べ、低コストを実現します。
