株式会社エバープロテクト

Concept

塗料の基本性能である美観維持と防水力・・・。今まで様々な塗料が開発販売されてきました。そのほとんどが①樹脂②顔料③溶剤の3つの材料を主体に製造されております。特に樹脂に関しては、フッ素樹脂・シリコン樹脂・ウレタン樹脂・アクリル樹脂などと分けられており、それぞれが特長を持っており、耐久性・防水性・不燃性・単価も変わってきます。近年では性能要素が平均的にバランスが整っている「平均性能型塗料」と、断熱効果・抗菌効果・消臭効果などの特長がある「環境対応型塗料」など様々な塗料が開発されております。

「環境対応型塗料」は環境ニーズにお応えするべく開発された塗料です。例えば外気温を遮熱する塗料は工場などの光熱費コスト削減を目的に使用されたり、抗菌・消臭効果のある塗料は病院などに使用されお客様を魅了しております。しかし特殊な塗料のイメージがあり、一般のお客様にはご使用頂くケースが多くありませんでした。

そこで一般のお客様にもご提案できる塗料「エバーファンデ」を開発いたしました。耐候性の高いシリコン樹脂を主体とした「エバーファンデ」は、安全性・耐候性・施工性・コストパフォーマンスを活かした抗菌・消臭・防汚効果のある光触媒を配合した塗料で快適な空間を演出いたします。

光触媒とは・・・

光触媒とは「光を吸収することで化学反応を促進させる物質の作用」のことです。よく光触媒の中で使われる二酸化チタンという物質は、光触媒の一つと言われております。 二酸化チタンは、抗菌・消臭・防汚・浄水等様々な分野でその特性を活かし、環境浄化の技術として期待されております。理論上は、紫外線と酸素、水分さえあれば効果は半永久的と言われております。自然界では、太陽の光で二酸化炭素と水分から酸素を作り出す植物の葉緑素(光合成)なども光触媒の仲間です。

光触媒(二酸化チタン)に光(紫外線)が当たると、その表面から電子が飛び出します。この時、電子が抜け出た穴はホールと呼ばれており、プラスの電荷を帯びています。

ホールは強い酸化力をもち、大気中にあるOHマイナス(水酸化物イオン)などから電子を奪います。このとき、電子を奪われたOHは非常に不安定な状態のOHラジカルになります。

OHラジカルは強力な酸化力をもつために、近くの有機物から電子を奪い、自分自身が安定になろうとします。このようにして電子を奪われて有機物は結合を分解され、最終的には二酸化炭素や水になり大気中に発散していきます。

1.抗菌試験

エバーファンデは、光触媒塗料です。そのため、汚れや臭いなどを接触分解する働きがあります。そこで、ある食品加工所内部の壁を使用し、エバーファンデの光触媒作用がどのくらい効果を発揮するのか調べてみました。検証開始から1ヶ月後、再度現場を訪れて、ルミテスターで数値検査をしてみました。エバーファンデを塗布した面と塗布していない面とでは、ATPふき取り検査の数値や実際にウエスでの拭き上げによる目視の確認でも、明らかな違いが確認されました。やはり、エバーファンデの光触媒作用により、接触分解が行なわれていたようです。※ルミテスターとは、設備に付着した微生物や残存物などを総合的に検出する測定器です。数値が低ければ清潔、数値が高ければ清浄不十分としてみることができます。

2.消臭試験

光触媒の基準を設ける全国組織として、光触媒製品技術協議会があります。エバーファンデも同協議会が認定した性能評価試験を行なっております。光触媒製品技術協議会の性能基準が除去率70%のところ、エバーファンデは除去率88.7%と大幅にクリアしました。
光触媒性能評価試験Ⅱb ガスバックB法
試験結果 アセトアルデヒド除去率→20時間後 88.7% 

3.耐候試験

経年数が経った時に、塗膜がどのように変化するか、強制的にテストする「サンシャインウェザーテスト」でも3000時間(約12年)と同じ状況を作り出し、見事な耐久性を見せたエバーファンデ。左の写真は、エバーファンデと水性塗料を塗った基材を1年間野外に放置した暴露テストの結果です。これでも汚れが少ないことが伺えます。

塗装写真

塗装前

塗装後

カタログ[PDF]